DPF ディーゼル・パティキュレート・フィルター

概要

DPFとは

DPFは、隣り合う通気孔が交互に閉じられたハニカム構造となっており、ディーゼルエンジンから排出される黒煙を効率良く捕集します。

特長

再結晶SiC(シリコンカーバイド)の利点を最大活用

SiCは、セラミックの中で最も熱伝導率が高い素材のひとつです。高温で再結晶化したSiCを主成分に用いることで、捕集性能を高め、低燃費に寄与します。また、高強度・高耐熱性といった特長も持ち、高耐久性・高信頼性が期待できます。

分割組立方式を採用

分割セグメント構造を採用することで、DPF内部の温度差で発生する破壊応力を低減でき、耐熱衝撃性に優れています。また、組立方式を採用することで、様々な大きさ・形状への対応を容易にしています。

用途

ディーゼルエンジンを搭載する乗用車、バス・トラックなどの大型商用車