取締役会について

取締役会の役割・責務

 当社においては、取締役会規則を制定し、法令及び定款に準拠して、取締役会自体として何を判断・決定するのか、付議基準を定めて明確化しております。また、その他の意思決定・業務執行については、組織・職制・業務分掌管理規程及び権限規程を制定し、経営陣が執行できる範囲を明確にしております。

取締役会が経営陣幹部の選任と取締役候補者の指名を行うに当たっての方針と手続

 経営陣幹部・監査等委員でない取締役候補者については、的確かつ迅速な意思決定が可能な員数、及び経営陣幹部・取締役会全体としての知識・経験・能力のバランスを考慮し、適材適所の観点より総合的に検討し、選任・指名しております。また監査等委員候補者につきましては、財務・会計・法律に関する知見、当社事業に関する知識及び企業経営に関する多様な視点のバランスを確保しながら、適材適所の観点より総合的に検討し、指名しております。監査等委員候補者につきましては、監査等委員会の同意を経て、取締役会で決議しております。なお、取締役候補者の指名につきましては、取締役会での決議に先立ち、監査等委員でない社外取締役をメンバーに含めた指名・報酬(諮問)委員会にて審議を行い、代表取締役社長に答申しております。

監査等委員会意見

 監査等委員会は、当社の監査等委員でない取締役(以下、取締役)の選任について、当社の企業理念及び経営戦略等を踏まえ、取締役会がその役割責務を実効的に果たすための知識・経験・能力のバランス、多様性及び員数等について検討を行いました。併せて、指名・報酬(諮問)委員会での審議内容及びその手続きについても確認し、妥当であると判断します。


取締役会の多様性スコア

 取締役会による的確かつ迅速な意思決定が可能な員数及び取締役会全体としての知識・経験・能力のバランスを考慮し、適材適所の観点より、総合的に検討した上で、指名・報酬(諮問)委員会の答申を参照しつつ、取締役候補者を指名しております。


取締役会の実効性について

 当社の取締役会の運営状況は以下のとおりであり、実効的に運営されていると判断しております。

① 取締役会規則に定める付議基準に基づき、重要案件を漏れなく付議し、取締役会を原則毎月開催することで、適時・適切に審議しております。

② 取締役会での審議に先立ち、経営会議にて取締役会の決議事項等について、事前審議を実施することで、問題点・課題、リスク及びその対策を明確にさせ、より実効性の高い議論が実施できる体制としております。

③ 取締役会における円滑かつ実効性の高い議論を行い、十分な検討を行うため、取締役会資料を代表取締役会長、代表取締役社長及び常勤監査等委員に事前に配付し、特に社外取締役には、開会前に担当取締役または取締役会事務局より議案の内容を説明しております。
また、資料作成においては、なるべく難解な専門用語や社内用語を使わず、平易な表現を使用しております。

④ 取締役会において、代表取締役社長又は各業務担当取締役より、定期的に事業状況報告を実施することで、取締役としての適切なリスク管理及び業務執行の監視に必要な情報の提供を行っております。

⑤ 重要案件を的確かつ適時に審議するため、経営環境の変化に応じて、適宜取締役会規則に定める付議基準を見直してまいります。また、付議基準に記載のない案件につきましても、代表取締役会長又は担当取締役の判断に基づき、機動的に付議・審議を実施しております。

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2018/06/15 16:00:00 +0900
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