External Corporate Evaluation 外部からの評価
外部からの評価
ESG投資インデックスへの組み入れ状況
企業価値の収益を測る材料に、企業の収益性などの業績・財務状況だけでなく、環境、社会面やガバナンスなどの側面を考慮して、企業に投資を行うESG投資が近年重視されています。当社は、外部のESG評価機関から評価を受け、ESG投資に関連するインデックスの構成銘柄に選定されています。評価の分析からギャップを抽出し、改善すべき項目を、関連する部門の活動に展開しています。
FTSE4Good Index Series

FTSE Russell社により開発された指数で、ESG(環境・社会・ガバナンス)について優れた対応を行っている企業のパフォーマンスを測定するために設計されたものです。当社は9年連続で同指数に選定されています。
FTSE Blossom Japan Index

FTSE Russell社により開発された指数で、ESG(環境・社会・ガバナンス)について優れた対応を行っている日本企業のパフォーマンスを測定するために設計されたものです。当社は8年連続で同指数に選定されています。
FTSE Blossom Japan Sector Relative Index

FTSE Russell社により構築された指数で、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されたものです。また低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみ(Transition Pathway Initiative)を組み入れています。当社は3年連続で同指数に選定されています。
MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数


MSCI社がMSCIジャパンIMIトップ700構成銘柄の中から、ESG評価に優れた企業を選別して構築される指数です。当社は本指数の提供開始から8年連続で選定されています。また7段階の格付けの中でも最上位のAAAを維持しています。(2024年9月現在)
MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数

MSCI社がMSCI日本株IMIトップ700構成銘柄の中から、ESG評価に優れた企業を選別して構築される指数です。
S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数

日本市場の動向を示す代表的な株価指数である東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄をユニバースとし、環境情報の開示状況、炭素効率性の水準に着目して、構成銘柄のウェイトを決定する指数です。当社も同指数の構成銘柄に組み入れられています。
SOMPOサステナビリティ・インデックス

SOMPOアセットマネジメント株式会社が運営する「SOMPOサステナブル運用」に活用され、複数の年金基金・機関投資家に採用されている構成銘柄です。当社は5年連続で同構成銘柄に選定されています。
iSTOXX MUTB Japanプラチナキャリア150インデックス
三菱UFJ信託銀行株式会社およびドイツ取引所傘下の指数提供会社STOXX社が共同で開発した、従業員のキャリア構築に積極的な国内企業150社で構成される指数です。当社は同指数に選定されています。
- *1: FTSE Russell (FTSE International Limited と Frank Russell Companyの登録商標)はここにイビデン株式会社が第三者調査の結果、FTSE4GoodIndex SeriesとFTSE Blossom Japan IndexとFTSE Blossom Japan Sector Relative Index組み入れの要件を満たし、両インデックスの構成銘柄となったことを証します。
これらのインデックスは、グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellが作成し、環境、社会、ガバナンス(ESG)について優れた対応を 行っている企業のパフォーマンスを測定するために設計され、サステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されます。
FTSE4Good:https://www.lseg.com/en/ftse-russell/indices/ftse4good
FTSE Blossom Japan IndexおよびFTSE Blossom Japan Sector Relative Index:https://www.ftse.com/products/indices/blossom-japan - *2: イビデン株式会社のMSCIインデックスへの組入れや、MSCIのロゴ、商標、サービスマークやインデックス名の使用は、MSCIまたはその関係会社によるイビデン株式会社の後援、宣伝、販売促進ではありません。MSCIインデックスはMSCIの独占的財産です。MSCIおよびMSCIインデックスの名称とロゴは、MSCIまたはその関係会社の商標またはサービスマークです。
- *3: イビデン株式会社のMSCI ESG Research LLCまたはその関連会社(「MSCI」)のデータの使用や、MSCIのロゴ、商標、サービスマークやインデックス名の使用は、MSCIによるイビデン株式会社の後援・宣伝・販売促進ではありません。MSCIのサービスとデータは、MSCIまたはその情報サービスプロバイダーの財産であり、「現状有姿」にて提供され保証はありません。MSCIの名称とロゴは、MSCIの商標またはサービスマークです。
ESGに関する外部からの評価
フィナンシャル・タイムズ アジア太平洋地域気候変動リーダーへの選定
日本経済新聞社とフィナンシャル・タイムズ、調査会社スタティスタが共同で実施した「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」調査において、気候変動に対する取り組みの功績が優れている企業350社の1社に選定されました。
「健康経営銘柄2025」「健康経営優良法人2025(ホワイト500)」への選定

当社は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に健康経営を進めている企業として、経済産業省と東京証券取引所が選ぶ「健康経営銘柄2025」に選定されました。当社およびグループ会社は、健康経営優良法人の認定を受けており、当社は、大規模法人部門上位500社として「ホワイト500」に認定されています。

認定部門 | 会社名 | 認定回数 |
健康経営銘柄 | イビデン株式会社 | 1回目(初) |
ホワイト500 | イビデン株式会社 | 9回目 |
健康経営優良法人 (大規模法人部門) |
タック株式会社 | 8回目 |
イビデン樹脂株式会社 | 6回目 | |
イビデン産業株式会社 | 6回目 | |
ネクストブライト1000 (中小規模法人部門) |
イビデンエンジニアリング株式会社 | 8回目 |
イビデン物産株式会社 | 7回目 | |
株式会社イビデンキャリア・テクノ | 2回目 | |
イビデングリーンテック株式会社 | 1回目(初) | |
イビデンケミカル株式会社 | 1回目(初) | |
健康経営優良法人 (中小規模法人部門) |
イビデンヒューマンネットワーク株式会社 | 3回目 |
イビケン株式会社 | 1回目(初) |
「くるみん」・「プラチナくるみん」の認定取得

当社およびグループ会社は、次世代育成支援対策推進法に基づいて従業員の子育てをサポートする行動計画を策定した企業のうち、計画目標を達成し、一定の基準を満たした企業として、厚生労働省から2012年に「くるみん」の認定を取得しました。なお、当社は、さらに高い水準で取り組みを行っている特例認定企業として、「プラチナくるみん」の認定も取得しています。
認定 | 会社名 | 認定年 |
プラチナくるみん | イビデン株式会社 | 2020年 |
くるみん | イビデンエンジニアリング株式会社 | 2009年 |
タック株式会社 | 2015年 |
「岐阜県ワーク・ライフ・バランス・エクセレント企業」の認定取得

当社は、仕事と家庭の両立に特に優良な取り組みや他社の模範となる独自の取り組みを行う企業として、2018年3月に「岐阜県ワーク・ライフ・バランス・エクセレント企業」の認定を取得しています。
ESG/社会的責任に関する監査への対応
業界行動規範の遵守や顧客の要請に基づいた第三者機関の実施するESGや社会的責任に関する監査への対応を行っています。その中で要求基準と当社グループの取り組みとのギャップが確認され、対応すべき課題が抽出されます。監査での指摘事項は真摯に受け止め、原因分析を行い是正処置と予防策を実行し、改善に努めています。抽出された課題を改善していくことで、要請基準に対応したしくみづくりに取り組んでいます。
定期的に業界団体RBAによる公式監査を、主に電子事業における拠点で受審しています。指摘事項は速やかに改善を実施し、RBAによる改善検証を受けています。現在、早急な是正措置が求められるプライオリティ不適合に該当する指摘は確認されていません。(2024年9月現在)
今後も、良好な遵守率を維持できるよう、各職場で日常的な点検と運用改善のサイクルを回していきます。また、継続的に外部監査を受審することで、当社の活動の有効性を検証し、ESG活動に対する信頼性を高めていきます。