イビデン女子探偵 調査録

日本の中心で技術を磨く
〜100年の伝統が未来を創るイビデンの挑戦〜

ある日、新幹線で東京から京都に向かっていた時、岐阜羽島駅を過ぎたあたりに大きな建物を発見。
「IBIDEN」と書いてあるあの建物は何??
インパクトがあってとても気になったので、女子探偵としては調べずにはいられませんでした。
早速調べてみると、「IBIDEN」って大きな会社みたいなの。
とても興味が湧いてきたので、もっと詳しく調査することにしました。

「IBIDEN」と書いてある大きな建物は何?

「IBIDEN」をネットで検索してみると、「イビデン株式会社」っていうんだって。
常に世界トップレベルの技術を提供する技術開発型企業!?どうやら私が知らなかっただけで、すごい会社みたい。
作っているものは、パッケージ基板、情報端末向け高密度プリント配線板、DPFが主力・・・って書いてあるけど、これって何のこと?
もう少し調べてみる必要があるわ。早速調査してみます。

イビデンは電子事業・セラミック事業・その他事業の3つがあるみたい。
まず気になったのは、「世界シェア1位」「世界トップレベルの技術」の文字。
何が世界シェア1位なのかというと、「パッケージ基板」!(世界シェア50%)
つまり、世界で使われている製品の半分はイビデン製ってことよね?
これってかなりすごい!

さらに調べていくと、なんと!
もう1つ世界シェア1位の製品があることを発見!
「DPF」!(世界シェア60%)
1つの会社で2つも世界シェア1位の製品があるなんて驚き

世界シェア1位の製品を2つも持っているイビデン。それだけ多くの製品を安定して生産できるからこその結果なんだと思うんだけど、製品はどこで作っているのかしら?イビデンの工場を調べてみると、大垣市を中心として、岐阜県や愛知県に7つもの事業場がありました。

大垣事業場
大垣事業場

1917年(大正6年)12月に開設された最も歴史のある事業場がここです。

大垣中央事業場
大垣中央事業場

2007年にパッケージ生産のために敷地面積113,000m²に開設した事業場。需要の高さを感じます。

青柳事業場
青柳事業場

プリント配線板、グラファイト製品、メラミン化粧板などを生産しています。

河間事業場
河間事業場

パッケージ、セラミックファイバーを生産。電子とセラミック両方を生産している事業場も多いのね。

神戸事業場
神戸事業場

2010年10月に開設された最も新しい事業場。グラファイト製品が生産されているんです。

大垣北事業場
大垣北事業場

SiC-DPF、グラファイト製品、ファインセラミックスを生産しているのがこの事業場。

衣浦事業場
衣浦事業場

セラミック事業部の製品を作っていて、広さはなんと142,214m²!

調査結果

  • 日本の中心「大垣」にあるイビデンは、世界トップレベルの技術を持つ技術開発型企業!
  • 世界シェア1位の製品が2つある!
    パッケージ基板、DPFは現在もシェア拡大中!

ところで、さっきから何度も出てきている、世界シェア1位のパッケージ基板とDPFってなんなのか気になるわ!
何に使うものなのかしら?もっと詳しく調べてみましょう!

そんなにすごい製品、いったい何に使われているの!?

これがパッケージ基板。
デジタルっぽい雰囲気だなって思ったけど、電化製品とかに入っているのかな?
さらに調べてみると、パッケージ基板は世界中のパソコンやスマホに搭載されていて、その頭脳として欠かせないものであることがわかりました。
調査によって得た情報によると、残念ながら名前は出せないものの、あの超有名なスマホにも使われているんですって
ってことは、私のパソコンやあなたのスマホにも入ってるかも!?

そして、こっちが「DPF」。
ディーゼルパティキュレートフィルターって言うんだって。
これは自動車から出る排気ガスをキレイにするフィルターとのこと。
これももしからしたら私の乗っている車にもついているのかな?

調査結果

  • イビデン製品はパソコンやスマホ、自動車にも使われている!
  • 私生活の中でもイビデン製品が活躍していた!
  • イビデンは世界で活躍する企業だけど、とても身近な企業とも言える!

イビデンが高い技術力を持っていて、世界にも認められていたり、身近な製品に入っていることがわかりました。
とはいえ、世界シェア1位ってすぐに実現できることではないよね。

事業場の中に、大正6年に開設されているものがあったんだけど、それだけ歴史のある企業ってことよね。
その頃ってパソコンもスマホもないし、何を作っていたのかしら?
イビデンがどんな歴史を辿ってきたのか、早速調べましょう。

イビデンの歴史って!?

イビデンの歴史は長く、既に100年以上もの歴史があるんだって。
100年以上続く企業って、0.2〜0.3%って聞いたことがあるわ。
100年の間に世界はどんどん変わるし、主力製品が時代の流れに淘汰されちゃったりすることだってあるわけだし、簡単なことではないはず!
きっと、ずっと同じものを作ってきたわけではないわよね?
現に創業期にはなかったような製品でも今世界で認められているんだものね。

早速イビデンの歴史を調べてみたら「発電所」の文字が!?
なんとイビデンの始まりは揖斐川電力株式会社で、電力会社でした!
この写真が東横山発電所。運転を開始したのは、大正10年。
他にも2カ所の水力発電所(広瀬、川上)を持っていて、これらは現在も現役で発電中だっていうからさらに驚き。
3カ所の水力発電所で約42,000世帯が1年間で消費する電力が発電できるんだって!

自然エネルギーを使った水力発電から始まったイビデン。
調べる中で、イビデンの企業理念に「私たちは人と地球環境を大切にし、革新的な技術で、豊かな社会の発展に貢献します。」というものを見つけたんだけど、最先端技術や大規模事業所を持っていても常に環境への配慮を欠かさないのは、ここからつながってきているのかもしれないわね。

せっかくだからエコ活動をもう少し調べてみると、なんと「イビデンの森」というものがあって、そこでは社員やその家族などが植林活動をしていました。
また、海外を含む様々な地域でも、社会貢献の一環として、植樹や間伐、除伐を行っていました
100年発電し続ける水力発電所を持つイビデンだからこそ、将来も持続可能な森林の再生活動がどれだけ重要なのかを知っているんじゃないかしら。

さて、イビデンの歴史に話を戻すと、やはり、イビデンは創業は発電会社だったことから、ずっと電子やセラミックを主力としてきたわけではなかったことがわかりました。
さらに歴史を紐解くと、「カーボン」や「メラミン」なども生産してきたことが書いてありました。「カーボン」の中でも「探照灯用」から「映画用・医療用」のものに変えたりというように、カーボンというくくりは変わっていなくても時代のニーズに合った製品を生産する努力を続けてきた様子が垣間見えました。
さすが100年以上続く会社は違うんだなぁと思わず納得してしまいました。

調査結果

  • 電子やセラミック事業だけを続けてきた会社ではなかった。
  • イビデンは創業当時、揖斐川電力株式会社という電力会社だった!!
  • 1921年(大正10年)に運転を開始した東横山発電所はなんと今も現役!!

イビデンの歴史の中で、様々な挑戦を続けてきたことがわかりました。
伝統の技術を守るだけでなく、新たな技術への挑戦だったり、新たな展開に取り組んだりということを続けてきたからこそ、100年も続き、世界のトップで輝き続けているんだと感じたけど、今は世界シェア1位の製品を2つも持つイビデン。
既に世界でも確固たる地位を築いたように見えるし、さすがに以前ほど多くの挑戦はしていないんじゃないの?と思ってしまったわ。
もちろん、挑戦を続けるイビデンさんであってほしい気持ちがあるんだけど・・・次はイビデンの挑戦について探っていくわ。

イビデンの挑戦は今も続いているの?

イビデンは長い歴史の中で、時代のニーズを敏感に感じ取りながら、変化を恐れず挑戦もしてきました。
きっとその姿勢こそが100年もの歴史を築き、今も世界のトップを走り続ける秘訣なんじゃないかと思うんだけど、それってすごく難しいことだと思うの。
新たな技術を開発したり、磨き続けるためには、時間もお金も相当かかるんじゃないかしら。それを継続するのは並大抵じゃないわ。
調べてみると、イビデンは毎年売上げの5%を技術開発に使っているみたい。なんとその額は年間165億円ですって!(2016年度)

技術開発の成果を上げるためには設備も重要よね。
イビデンはどうかというと、日本の中心「大垣」で、将来の新たな事業の柱になる技術・製品の開発をしてました。また、2017年には、イビデンが100年以上の事業を発展・進化させていく中で培ってきた独自の基盤技術を、将来大きく伸びる分野に展開させるために、4つの開発センターを立ち上げたんだって。
さらに世界中にある製造拠点でも技術開発をしているそうよ。
それから、人財開発センターという施設もあって、そこでは、「自ら学び、自ら考え、自ら行動し、成果に結び付けられる人財の育成」という方針で、昔からのイビデン独自の技術も伝承し、さらに進化させようと取り組んでいました。

調査結果

  • 毎年すごい金額を技術開発に投資していた!
  • 技術開発は日本の中心大垣がメイン。そして世界中でも技術開発している。

すごい金額をかけて、多くの人が携わっているのがわかったイビデンの技術開発。
これだけ大きな企業になってもイビデンは挑戦を続けていたわ。
もう挑戦なんてしてないんじゃないの?なんて疑っちゃってごめんなさい。正直想像以上に力を入れていて驚いちゃいました。
さて、技術開発に力を入れているのはよくわかったけど、一体何を開発しているのかしら?
次は最新の技術開発について調べてみるわ。

イビデンの最新技術開発って?

最新の技術開発は大きく4つの開発テーマがあるんですって。
4つのテーマとは、自動車機能製品、将来モビリティ製品、先進セラミック製品、バイオマテリアル製品
これだけ聞いても今ひとつよくわからないので、ひとつずつ調べてみよう。

まずは、自動車機能製品ね。
これは、「世界中の汚れた空気をキレイにしたい!」という思いで進めている技術開発なんだって。PM2.5などの健康への悪影響を解決するために、<調査No.1>でも話題になったDPFの技術などをもっと進化させているそうよ。ハイブリッド車が増えても有害物質はゼロになるわけではないから、キレイな空気を守るためには大事な技術開発ね。

そして、将来モビリティ製品
「子供のころ夢見た未来の乗り物を作りたい」というコンセプトがあるみたい。より快適に、より効率よく移動するために、どんな素材が乗り物に適しているのか、もっと静かに、より軽量のバッテリーでより遠くへ行くにはどうしたらいいかなどを開発しています。
なんだかすごい夢があるわよね。子供の頃にアニメで見たような夢の乗り物ができる日も来るかもしれませんよ!

次は、先進セラミック製品
今ある素材や技術のいいところを融合したセラミック複合素材を開発しているみたい。このセラミック複合材料は、航空機エンジンをこれまで以上に少ない燃料で大きなエネルギーを作り出すということにも貢献しています。「省エネルギーと環境保護を両立させたい!」という思いをまさに実現させようとしているんだなと思いました。

最後に、バイオマテリアル製品
イビデンは電子事業で有機高分子の分解技術も磨いてきました。それらの技術を、例えば、食物に含まれる良い成分をカラダが吸収しやすいサイズにするために使ったりしています。それから、ナノレベルの材料の運搬や管理で磨いてきた技術を、ウィルス感染を防ぐ生活環境の設計などにも役立てているわ。紹介しきれないけど、かなり応用範囲が広くてビックリしました。
「全人類を健康で長生きさせたい!」という目標はかなり壮大だから、どうやってやるのかしら?と思ったけど、調べたらなるほど!と思いました。

最新の技術開発内容について調べてみたら、その範囲の広さと、ずっと先の未来を見据えて開発していることに正直驚きました。
技術開発に取り組む思いがとてもアツくて、特に心に響いたのは、「世界の人々を幸せにするために開発している」というフレーズ。
私もすっかり引き込まれちゃって、豊かな地球があって、そこに人がいるから生活があって、健康に暮らしているからこそより楽しく便利に生活をしたいという気持ちが生まれて・・・みたいなことをアツく考えちゃいました。
それに、技術開発の結果、もたらされることを考えると、未来の地球や未来の人類のためになることばかり。思わず「ありがとう!お願いします!!」って心の中でつぶやいちゃいました。
イビデンの作っているもの、これから作ろうとしているものは「もしかしたら私たちの未来なんじゃないかしら」と思ってしまうくらいに、胸が熱くなりました。
この情熱こそがイビデンが世界で認められ続ける強みなのかもしれないですね。

調査結果

  • イビデンの技術開発はずっと先の未来を見据えていた
  • これまで磨いてきた技術をさらに磨き、豊かな未来を作ろうとしている
  • 人々を幸せにするため、技術開発にかける情熱がとにかくアツかった

徹底調査の結果、イビデンは以下のような会社であることがわかりました!

  • 技術開発型企業として世界で活躍してるけど、イビデン製品はいつも使うものにも入っている、実はすごく身近な会社。
  • 空気を守り、森も育てる。高い技術力でエコ発電を100年以上も続けている地球に優しい会社。
  • 環境や健康、利便性など多方面から、現在だけでなく未来の人々の幸せのために最先端の技術開発を続けるアツい会社。

イビデンは、日本の中心「大垣」で技術を磨き続け、さらに技術の伝承にも取り組んでいる歴史と未来を繋ぐ会社!

イビデンのことをいろいろ調べた結果、私もイビデンのことを詳しく知る「イビデン女子探偵」になりました。
ワクワク・ドキドキするイビデンの未来に期待してるわ!

イビデンさん!これからもよろしくお願いします!