ESG News ESGニュース

2021年3月29日

  • ESG
  • お知らせ

環境ビジョン2050達成に向けた中長期目標の設定について

 イビデン株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:青木 武志)は、気候変動問題への対応を重要な経営課題の一つと位置付け、環境ビジョン2050の実現に向けた温室効果ガス排出削減の2030年度目標を策定しました。
 今後の電子事業を中心とした成長戦略と気候変動対応の両立に向け、新たに策定した目標では、2030年度までに当社グループ事業における温室効果ガス排出原単位を2017年度比で半減させることで、排出総量を同じく16%以上削減することを目指します。

 新たな推進体制として、気候変動対応に特化した会議体(議長:代表取締役社長)のもと、2021年度に新設するグリーンイノベーション推進部と事業部門が主体で実行し、連携するESG推進グループがTCFD提言など世界標準を前提とする発信および情報収集を担います。具体的な活動は、低炭素での操業を可能にする生産技術の革新を、社内カーボンプライシング導入により加速して進め、取引先と連携した排出削減、低炭素エネルギーへの転換や再生可能エネルギーの調達により温室効果ガスの削減を実現します。
 さらに、炭素回収など脱炭素社会に貢献する技術開発と事業拡大により、長期目標である2050年までのできるだけ早い段階で、温室効果ガスの実質排出ゼロを達成します。

 なお2020年度までの活動実績など当社の気候変動対応に向けた活動詳細については、本年9月末発行予定の統合報告書、および同時期に更新予定の当社ホームページ上のESG情報に掲載予定です。

以  上

[関連情報]
 ESG情報「環境への取り組み」
  https://www.ibiden.co.jp/esg/environment/

【本件に関するお問合せ先】

イビデン株式会社
経営企画部 ESG推進グループ
グループマネージャー 吉川 文康

Tel : 0584-81-2591