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2018年1月 5日

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イビデン株式会社 青木社長の年頭挨拶

2018年1月5日午前8時00分より、当社の新年互礼会が実施され、青木社長が年頭の挨拶を行いました。
今年も、例年通りテレビ会議システムを利用し、国内事業場および海外拠点を同時に中継して、実施しました。要旨は以下の通りです。

あけましておめでとうございます。
昨年、世界では、米国の突然のTPPからの脱退やパリ協定の離脱、そして年末の中東世界を混乱させるような発表といった一連の動きに加えて、北朝鮮問題等の地政学上のリスクも継続しました。また、国内では、日本品質が問われるような品質検査データの偽装問題や、大手企業の経営破たんといった出来事もありました。引き続き、変化への対応とリスクに対する備えが企業に問われています。
当社においては、2017年3月期(2016年度)決算において、事業構造改革に伴う多額の特別損失を計上しました。しかしながら、昨年全部門において、収益のV字回復に向けた取り組みを進めた結果、まだ道半ばではありますが、活動の手応えを感じることができました。また11月には、当社創立105周年記念の節目を迎え、次の100年に向かっての決意を新たにした年であったと思います。
今年は、まずはこの1-3月の業績をしっかりと仕上げた上で、18 年度よりスタートする新中期経営計画を策定し公表する予定です。新中期経営計画においては、中長期での安定成長を目指した取り組みに加えて、働き方改革としての様々な施策を実施していきます。これにより、社員一人ひとりが、仕事と家庭のワークライフバランスを実現すると共に、生産性改善によって生まれた時間をよりクリエーティブな活動に使うことで、社員が失敗を恐れずに新しいことにチャレンジする企業文化に昇華させていきたいと考えています。2018年は、社員一人ひとりが、自分自身を変える、組織を変える、会社を変える、という意識を持って、全員でイビデンの未来に向けた活動に取り組んでいきたいと思います。
今年1年の皆さんの健康と安全を祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。

以上