表面処理技術の紹介

VGI

GC高含浸品(VGI)は、黒鉛基材の表面及び内部にガラス状炭素を含浸させたことを特長とする黒鉛材料です。通常の黒鉛材料と比較して、黒鉛粉の発生制御や耐磨耗性向上など多くの特徴を付加した製品です。

VGIの含浸量比較

GC高含浸品(VGI)

GCコート(従来品)

右写真にトレーサーを用いて含浸深さを比較した結果を示します。GCコート(従来品)は、黒鉛基材内部約1mmの含浸深さに対し、GC高含浸品(VGI)は、全体(約6mm)に含浸されていることが確認されます。

VGIの特徴

  1. 基材表面の被覆だけでなく、基材内部にも深く含浸されているため、基材とのアンカー効果に優れ、繰り返しの加熱・冷却においても剥離、クラックの発生が無く、 製品の長寿命化を可能にします。
  2. 黒鉛材使用時に発生していた黒鉛粉の脱落を防止することが出来ます。
  3. 金属材料等との耐反応性が向上します。
  4. 不純物ガスの吸着や放出が少なくなります。
  5. 高純度であり金属不純物が極めて少ない。
  6. 各種形状に対応出来、製品の寸法精度を変化させません。