表面処理技術の紹介

セラカーブ

セラカーブは黒鉛材料、あるいは金属材料の欠点を解決した炭化珪素(SiC)被覆黒鉛です。
黒鉛製品の弱点である黒鉛粉による汚れ・酸化消耗等の問題を、黒鉛基材の表層を炭化珪素に転化させることにより解決しました。

断面POM写真

予め機械加工された等方性黒鉛を一酸化珪素(SiO)と反応させることによって黒鉛表層を炭化珪素(SiC)に転化させます。

セラカーブの特徴

  1. 耐熱性に優れる。
  2. 耐熱衝撃性に優れる
    • 表層の炭化珪素と黒鉛基材は一体であり、1000℃の赤熱状態から水中への急冷によっても割れたり、表層が剥離するようなことは、ありません。
  3. 耐酸化・耐薬品性に優れる。
    • 長時間、酸やアルカリに浸漬しても影響を受けません。
  4. 高硬度
    • ビッカース硬度Hv=1700で焼結炭化珪素よりも若干低い値を示します。
  5. 高強度
    • 曲げ強度で90Mpaになります。